帝国の多様な信仰
帝国大学ミカエル・カークックソー修道士

司書の注釈:

これは,かつて『レッドガード』が開発されていた頃に『モロウィンド』のために作成された,最初の“現代的な”文書のひとつだった。著者にも注意しよう……。


これは,タムリエルの主要文化におけるパンテオンとそれに関連する神霊をリストアップしようという,私の最上の試みである。このリストは決して完全ではない(シロディールの帝都だけでも非常に多数の聖者や聖霊を有しているのだ)。その文化に生まれつき属する人々が崇拝している最重要の諸霊を収めるにすぎない。その他のエト'アダ,特にデイドラはしばしば多くの文化によく知られているが,彼らが特別な文化的意義を有している場合に限りその独特の名称をここに収めている。ブラック・マーシュのアルゴニアンの信仰について言及が一切ないのは,まったく私の力不足──その主題に関して入手できる不明瞭かつ矛盾した記述を整合させることについての──によるものである。